国際結婚する人にオススメの本『国際結婚一年生―外国人のカレと結婚するために知っておきたいA to Z』

かれこれ、フランス人と国際結婚をして2年。

そして、世界で1番国際結婚が多い国と言われているフランスに住み始めて2年。

最近、我が家でお気に入りの映画は、

フランスで人気の映画で、日本でも上映、DVDが発売されている『最高の花婿(仏題:Qu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu?』

『最高の花婿(仏題:Qu’est-ce qu’on a fait au Bon Dieu?』

フランスの片田舎に住む敬虔なカトリック信者のブルジョワフランス人夫婦とその4人の娘のお話。
4人の娘のうち末娘を除く3人は、それぞれユダヤ人、アラブ人、中国人と国際結婚。
独身の末娘だけには、カトリック信者のフランス人と結婚してほしいと願っていた夫妻。
しかし、彼女が連れて来た恋人は、コートジボワールの黒人の青年……。
差別的な表現も多々出てきますが、国際結婚によって起こる大騒動をコミカルにオモシロおかしく描いた作品です。

昨今国際結婚が増えている日本だけでなく、国際結婚数が多いフランスでも、やはり国際結婚に伴ういざこざハプニングがあるのだな〜と、自分のことは棚にあげながら楽しくみてしまいます。笑

さてさて、国際結婚と言えば、
昨日こんな本を読了しました!

『国際結婚一年生―外国人のカレと結婚するために知っておきたいA to Z』塚越 悦子

昨今増えている国際結婚。

テレビやマンガでもよく国際結婚の話題を目と耳にする機会が増えました。

国際結婚ネタのマンガは多々読んだことあるんですが、

この本『国際結婚一年生―外国人のカレと結婚するために知っておきたいA to Z』を読むまで、国際結婚全般についての本って実は私読んだことなかったんですよね……。

著者の塚越さんご自身も国際結婚の経験者で、アメリカ人の旦那さんがいらっしゃり、3人のお子さん(2014年時点)をお持ち。

理想だけではすまない国際結婚の現実を、コミックでわかりやすく、そして国際結婚経験者のたくさんの体験談で具体的に理解できる1冊です。著者は、アメリカ人男性と結婚し、アメリカ・サンディエゴに移住して、現在2人の子どもを育てる国際結婚経験者。地元で「異文化間・カップルコミュニケーション」や「バイリンガル子育て」などの分野についてコーチングを行っています。家族関係、交友関係、お金のこと、結婚生活でそれぞれが担うべき役割、住む国、宗教観、子どものこと、性生活、移住後の仕事、老後など、具体的な項目について、経験者だからわかる実用的なアドバイスをコミックをまじえて紹介しています。

実際の国際結婚カップル数組の実話・インタビューが載っていたり、結婚前に知っておくべきことや、もし万が一離婚になってしまった時のことなども書いてあるので、
国際結婚1年目の人だけじゃなく、国際結婚したいな〜と漠然と思っている人、国際結婚して2年以上経っている人でも楽しめる内容です。

第1章 国際結婚は日本人同士の結婚よりむずかしい?
第2章 どうして外国人と結婚するの?
第3章 結婚前に知っておくと役立つ生活のあれこれ
第4章 万が一離婚になったときのこと
第5章 幸せな国際結婚生活を送るために

アメリカの例が多いのですが、ドイツ人やナイジェリア人などとの国際結婚の例もあって、国際結婚を広く一般的に網羅しています。フランス人との国際結婚についてはあまり載ってないので、それだけ知りたい人には物足りないかもしれません。でも、国際結婚する際、した際に心得ておくべきことが色々と書いてあるので、フランス人と結婚した私でもかなり参考になることが多々ありました。

国際結婚でなく、いわゆる普通の結婚をした人でも、
幸せな家庭を築くための夫婦同士の心構えなど、へえ〜と学べることが多いと思いますよ!

国際結婚でも、同じ国籍同士の結婚でも、
赤の他人同士が家庭を持つからには、トラブルはつきもの。
まして、宗教が違ったりしたらなおさら。

結婚してからまたスタートする、長い航海をどう舵をとっていくか?
いろいろと参考にしつつも、考えさせられました。

国際結婚をしている方、考えている方、結婚を控えている方、幸せな結婚生活のためにぜひ一読してみてくださいね〜!


ではまた!
Salut !!

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ABOUTこの記事をかいた人

フランスのアルプス(ローヌ・アルプ)地方在住のママライター・翻訳者。 「パリもイイけど、フランスの地方はもっとイイ」ということを発信すべく、フランス人旦那と3人の息子(5歳/3歳/0歳))とのフランスのアルプスでの日常をブログで綴ってます。