ひよこちゃんからノミちゃんまで!?子どもの呼び方で使う、フランス語の意外な愛称たち

アムール(愛)の国、フランス。

名前の代わりに呼びかける、パートナーや自分の子どもなど大切な人の愛称は、実にさまざまな表現があります。

「愛しの人」という意味を表す定番も頻繁に耳にしますが、時々「えっ!? それが愛称になるの!?」と耳を疑うような意外な単語が使われていることも。

今回は、特に小さな子どもを呼ぶ時に使われている意外なフランス語の単語を5つを使った呼び方をご紹介します。

「ひよこちゃん」

画像出典:Pixabay

「ひよこちゃん」は、よく男性、特に男の子に使われる愛称で、フランス語で「Mon poussin(モン プサン)」と言い、日本語に訳すと「私のひよこ、(ひよこみたいに)かわいい子」という意味です。

フランス在住の筆者も、息子が通う保育園で親御さんが子どもに使っているのを耳にしました。

また、本来の意味「ひよこ」とは程遠い年齢の60歳を越えているであろう年配のおじいちゃんに、彼のパートナーの女性が「私のひよこちゃん」と呼びかけているのも耳にしたことがあります(笑)。

「キャベツちゃん」

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「ひよこちゃん」と同じく男性への愛称として使われるのが、日本語で「私のかわいい人」と訳される「Mon chou(モン シュー)」というフランス語。

実はこの「かわいい人」を表すフランス語「 chou(シュー)」は、野菜の「キャベツ」 を表す言葉でもあります。

「chou(シュー)」は「キャベツ型の薄い皮のケーキ」を表す言葉でもあり、みなさんも良く知っているであろうスイーツ「シュークリーム」は実はフランス語の「シュー・ア・ラ・クレーム(chou à la crème)」が語源の言葉です。

カップル同士でも、子どもに対してもよく使われる愛称ですが、「Mon chou(モン シュー)」と耳にするたび日本語の「キャベツ」が頭の中に連想してしまって、どうしても違和感を覚えてしまいます。

「カモちゃん」

画像出典:Pixabay

男性、特に男の子への愛称として使われるのが、日本語で「私のカモ(アヒル)」と訳される「Mon canard(モン カナール)」というフランス語。

そこまで頻繁に聞く愛称ではありませんが、「可愛い坊や」という意味合いで使われます。

日本語だと「相手の思うがままにされる」という意味合いの「カモにされる」という言葉が浮かんで愛称とは程遠いイメージですが、さすがフォアグラの国フランスならではの愛称ですね。

「ノミちゃん」

女性、特に小さい女の子への愛称として使われるのが、日本語で「私のノミ(蚤)」と訳される「Ma puce(マ ピュス)」というフランス語。

こちらも良く聞く表現ですが、フランス人は「ノミ」という意味合いを意識して呼んでいるというよりも「私のおちびちゃん」といったニュアンスで使っています。

とはいえ、「ノミ」という単語が愛称として使われているのには、かなりの衝撃を受けました。

「ビッグちゃん」

日本語で「大きい」、英語では「big(ビッグ)」の意味を表す言葉が、フランスではなぜか小さい子への愛称として使われることがあります。

男の子を「mon grand(モン グラン)」、女の子へを「ma grande(マ グランド)」と呼びかけ、直訳すると「私の大きい子」ですが、「私の坊や」「私のお嬢ちゃん」といった意味合いで使われます。

よく親が自分の息子に対して「mon grand(モン グラン)」と使っているのを耳にします。

本来の「大きい」という意味とかけ離れた「小さい子ども」への愛称としてよく使われているので、毎回聞く度に不思議だな〜と思ってしまいます。

最後に

アムール(愛)の国フランスでは、さすがといっていいほど愛しの人に対する呼び方がたくさんあります。

ただ、日本人からすると、愛称とは程遠いと思われる単語が時々愛称として使われていて、耳にするたびに毎回ビックリさせられています。

ところ変われば、単語に対するイメージも変わるようです。

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ABOUTこの記事をかいた人

Saolin

フランスのアルプス地方在住のママライター・翻訳者。 「パリもイイけど、フランスの地方はもっとイイ」ということを発信すべく、フランス人旦那と1歳男児とのフランスのアルプスでの日常をブログで綴ってます。