フランス式「断捨離」のススメ

France @cafe
LADUREE

 

フランスにいてよく思うのは、みんなモノにこだわりを持っているということ。

そしてそのこだわりがモノの「消費スタイル」にも現れているなと実感します。

どういうことかというと、ただ安いから・人気があるから・雑誌に載ってたからといった安易な理由ではモノを買わないということです。

たとえ1000円のTシャツ一つ選ぶにしても、10枚ぐらい試着したりします。もし気に入らなかったら1000円だろうと買わない。

販売員さんからしたらとんだ迷惑かもしれないけど、販売員さんも同じフランス人。

そんな彼ら彼女らの気持ちがわかるので動じません。むしろ共感します。

また、例えばヨーロッパだとアンティークが人気ですが、みんな熱心にお気に入りの家具や骨董品に出会うために蚤の市などに足を運びます。

安いものを買って使い捨てという概念がそもそもあまりありません。

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100円均一などに慣れ親しんできた分、そんな文化に触れてみるととっても新鮮。

私もモノを買う時はこだわってみたりと、ちょっと真似してみたりしてます。

そうすると何か気持ちが楽になります。

 

日本でも「断捨離」ブームなど言われているけど、ちょっと違うかなと思います。

人それぞれ生活の中で大切にしているモノってあって、そういうモノはむしろ減らすべきじゃないって思います。

どちらかっていうと、「買うモノを吟味する」っていう方が今の時代に合っている気がします。

日本でもフランスでも、貧しい国に比べたらモノが揃ってます。

そんな環境の中でただただ消費するのではなく、自分の中で大切なモノ、軸を決めて、それに合わせて消費していく。

漫画好きの人は漫画をストックするのも良いし、靴好きの人は靴専用のクローゼットがあってもいい。

自分がそんな気にしない部分の消費に関してはあまり無駄をしない。

大事にしたい部分には時間・空間・お金を使って、大事でない部分についてはミニマルにする。

そしてそれらを買う時に少しだけで良いからこだわってみる

テキトーに買うのってとっても楽だけど、無自覚に行ってしまう消費に自覚をもってみるっていうのが、

結果的に「断捨離」につながるんじゃないかなーと思います。

ただただ減らせば良いんじゃなくて、買うという行為をちょっと見直してみる。

そんな「断捨離」の方が、サステイナブルだし楽しいと思います。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

フランスのアルプス(ローヌ・アルプ)地方在住のママライター・翻訳者。 「パリもイイけど、フランスの地方はもっとイイ」ということを発信すべく、フランス人旦那と3人の息子(5歳/3歳/0歳))とのフランスのアルプスでの日常をブログで綴ってます。