[子育て] 普通の育児本とは一線を画したDaiGo『子育ては心理学でラクになる』

今日は、最近読んだ子育て本のレビューです♪

育児本といっても、著者はあのメンタリスト・Daigoさん!

『子育ては心理学でラクになる』DaiGo

「すべての超常現象は科学的に再現できる」を信条に脅威のパフォーマンスを見せるメンタリスト・Daigoが初の子育て本を。「一般的な子育て本とは異なり、お母さんの人生をより豊かなものにする心理学も盛り込みました」(本文より)と、子育て中のトラブル、将来設計等を科学的に検証、心理学に基づいてアドバイスを。これさえ読めば子どもにガミガミ怒らなくてもよくなりますよ。

心理学に基づいた子育てのアドバイスがもりだくさん。

普通の育児本と違った視点で子育てを捉えているのでとっても新鮮です。

「意志力」と「感染力」

自分で決めたことをやり遂げるには、「意志力」が必要なのは言うまでもありません。しかし、「意志力」は個人的なものである一方で、周囲の影響を強く受けるもの。つまり、周囲に意志力が強く、何かに向けて努力し、挑戦する人がいれば、その影響を受けて自分も意志力を試すチャレンジを始めることができますが、反対に、意志が弱く、すぐにラクなほうに流れてしまう人が周囲にいては、どんなに崇高な決意があったとしてもそれをやり通すには大きな困難が伴うに違いありません。  つまり、意志力とは感染するものなのです。

子どもの場合は、特に感染力が強いのは、日々の日常を共有している家族です。家族の中に、意志力を強く持ち、何かをやり通そうと日々挑戦している人がいれば、自分も何かを始めようとすることができます。

子どもがしっかりとした大人になるためにどんな環境で過ごさせるかは、常に親の関心ごと。

住む場所や、通わせる学校はどこにしようと頭を悩ませますよね。

でも何よりも子どもにとって一番大事な環境は、家庭。

子どもにどんなに「しっかりしなさい」、「ちゃんとしなさい」と言っても、感染力が強い親がしっかり自分の背中で「しっかりしているとこ」「ちゃんとしているとこ」を見せないと、子どもはちゃんとしないってわけですね。

子どもは親の鏡です。

子どもが成功した人生を送れるためには…

「人生を成功させる」とは、なんだかとても曖昧に聞こえるかもしれませんね。  お金持ちになるとか、社会的な名声を得るなど、「成功」の形は人によってさまざま。それぞれの人に、それぞれの「成功」があることでしょう。  しかし、共通しているのは「他人に押し付けられたものではなく、自分で決めた目標を実現させ、心から満足できること」ということではないでしょうか。

親が良いと思った成功ルートを子どもに押しつけがちですが、子どもにとっての成功はまた別物。

子どもにとっての「成功」を見つけて実現する手助けをしてあげることが大切ですね。

子どもは自分の力で変わることができます。親は、それを見守り、もし助けを求めてきたときに手を差し伸べられるようにしておく。それで十分なのです。

肯定されて育った子どもは、自ら努力を重ねます。新しいこと挑戦する勇気も持ちます。反対に、否定されて育った子どもは、それ以上否定されることを避けるため、失敗を恐れて挑戦を避けます。

親が直面する、子どもの「やってみたい!」問題

ある一定の年齢になると、やりたいことがどんどん出て来ます。

スポーツだったり、楽器だったり。

中には、それなりの初期投資がかかるのがあったりしますよね。

我が家も、音楽とスポーツを両方やらせたいと思ってるんですよ。

音楽はヴァイオリンやピアノなどどうしてもまず楽器が必要になるし、

しかも、お安くないんですよね…。

せっかく高いお金払ったのに、興味示さなかったらどうしよう…?

という不安がつねにつきまとうんですけど、

DaiGo氏、こんなアドバイスをしてくれてます。

「やってみたい!」に応える  いろいろなものを見せるうち、「やってみたい!」と言い出すものが現れます。そうしたら、迷わずやらせること。楽器の購入など初期投資が必要なものは、「絶対にやめないって誓えたら、やらせてあげる」と約束させるのもいいですが、子どもによっては「じゃあ、やらなくていい」となる可能性もあります。それを防ぐには、続けると思えるまで道具はレンタルするのも方法です。  そうして習い事を始めると、必ずと言っていいほど「やめたい」と言い出す日がきます。

僕が提案したいのは「3回やめたいと言ったら、もう限界」とする方法です。どんな習い事でも、1回は「やめたい」と言うはずです。そうしたら、なぜやめたいのか、その理由をしっかりと聞いた上で「壁」の存在を伝えるといいでしょう。そしてしばらくがんばらせて、2回目に「やめたい」と言ったら、再び「もう少しがんばってみたら?」で、続けさせます。これで壁を乗り越えることができたら、その習い事はしっかりと根づくことでしょう。  しかし、それでも「やっぱりやめたい」と言ったとき。同じ訴えを3回するということは、もう限界を超えています。すっぱりとやめさせましょう。

「3回やめたいと言ったら、もう限界」方法、試してみたいと思います。

子を変えるのではなく、自分を変える

最後に名言をおっしゃってましたよ。

「子育てがラクになる方法」は、世の中にあふれています。しかし、それが子どもに向かっている限り、ラクにはならないのではないかと僕は考えています。どんなときも、変わるのはまず自分。たとえ子どもであっても、人を変えようとするのは無理なのです。自分が変われば、当たり前だったことがすべて変わります。もちろん、子どもも変わります。そして訪れるのが、ラクで楽しい子育て。親も子もハッピーな状態です。

いや〜、DaiGoさん、良いことおっしゃいますね。

他にも、子育てに行き詰まった時に有効な「マインドマップ」を使った方法など、今すぐ実行できる実践的な内容が盛りだくさん。

最近たくさん読んでいた育児本とは、

一線を画した『子育ては心理学でラクになる』。

DaiGoさんファンはもちろんのこと、

子育てに行き詰まっているママパパにオススメです。

 

 

ではまた〜!
Salut !!

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ABOUTこの記事をかいた人

フランスのアルプス(ローヌ・アルプ)地方在住のママライター・翻訳者。 「パリもイイけど、フランスの地方はもっとイイ」ということを発信すべく、フランス人旦那と3人の息子(5歳/3歳/0歳))とのフランスのアルプスでの日常をブログで綴ってます。