[グルノーブル生活] あまり教えたくない、隠れ家的な美術館「エルネスト・エベール美術館(Musée Hébert)」

先日は子グマ君と一緒に、ラ・トロンシュ(La Tronche)にある隠れ家的な美術館に行ってきました♪

Musée Hébert / エルネスト・エベール美術館

トラムとバスでも来れるけど、

妊娠・出産でたるんだ皮下脂肪を燃焼すべく、

グルノーブルの自宅から徒歩ではるばるラ・トロンシュまで行くことに。

1時間弱かかったな…。
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見えてきました、美術館の案内板。

ここから歩くこと3分ぐらい、入り口がありましたよ〜。ふ〜〜〜。

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グルノーブルから公共交通機関で行くには、

トラムB線に乗って「La Tronche-hôpital」駅まで行き、

「le centre de transfusion sanguine」の前にあるバス停で「Meylan-Lycée du Grésivaudan」行きの13番のバスに乗りかえ、

「Musée Hébert」または 「Centre théologique」の停留所で降りると

徒歩3分ぐらいで着きますよ!

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季節によって開館の時間は少し変わりますが、

10~18時までやっています。

毎週火曜日が定休日。

その他、元旦と5月1日、12月25日は定休日だそうです。

そして、なんと入館無料

良いんですか!?

さすがお金持ちの街「ラ・トロンシュ」は違いますねw

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フランス語の先生に「とっても素敵な美術館よ!子連れで行っても大丈夫よ〜!」と教えてもらい、

「美術館大好き!子連れで行ける美術館ならば行くしかない!」ということで、

遠足気分でやって来ました^^

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隠れ家的美術館で、とっても素敵!!

こういう感じの好きです。

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子グマ君、ベビーカーから降りたいと申され、

グイグイと引っ張られております。

完全に主導権を取られてしまいました…。涙

 

ここで、少し「エルネスト・エベール」についてご紹介。

エルネスト・エベール(Ernest Hébert 1817-1908)は、日本であまり知られていませんが、

新古典主義の流れに属するフランスの画家。

フランスイゼール県のラ・トロンシュに生まれ、

あの文豪スタンダールの従兄弟でもあります。

パリの芸術学校「パリ国立高等美術学校(L’École nationale supérieure des beaux-arts de Paris)」で学び、

ローマ賞を受賞し、彼の画家としてのキャリアは確立していきました。

その後、ローマのヴィラ・メディチ(Villa Medici)に移り住み、音楽と芸術に浸る生活を送ったそう。

彼は画家として活躍しただけでなく、

教える立場でも大活躍。

ローマにあるアカデミー・ド・フランスで2度も院長をつとめあげ、

後すぐに、

フランスの第二帝政と第三共和制時代に、パリの高級社会で人気ひっぱりだこの肖像画家になったそう。

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どこか詩的で、女性を描く妖艶で甘美な肖像画が特徴です。

なんか、すごい画家さんではないですか!!

なんか説明してたら長くなりそうなので、彼についてはまた別途記事にしたいと思います^^

 

さてさて、美術館ですが、

エルネスト・エベールの自宅を美術館にしたもの。

館内は1階2階とあって、

大きく3つに別れていて、

エルネスト・エベールの美術作品の常時展示スペースと、

現代アートなどの期間限定の展示スペース、

書斎やサロンなどエルネスト・エベールの生前の生活スペースの展示がありました。

こちらは、エルネスト・エベール絵画など芸術品の展示スペース。

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おしゃれ〜なソファーがございましたよ。

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子グマ君ちゃっかり座るも、

彼的にあまり座り心地がよろしくなかった模様…。笑

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アトリエの展示。

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荘厳…。

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こちらは、生活スペースの展示。img_4799

当時の生活風景が感じられます。img_4801

ブルジョワな匂いが漂ってきますね。

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子グマ君、ご転倒…ち〜ん。

2階には、渡り廊下と言いますか、

屋上といいますか、

2つの展示スペースを外から行き来できる場所があります。

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庭が見渡せて気持ちがいい♪

まったく、芸術品をじっくり拝めずに、

子グマ君のご機嫌が斜めなので退散することに…。

午前中で人が私たちだけ、

子連れでベビーカー持ってたってのもあって、

エレベーター誘導してくれてたり、

警備員さんがずっと後ろからつけてきてて、

監視されている感満々だったな…。

今度は1人でゆっくり来よう…。

 

 

受付の人に庭も綺麗だから見ていきな〜と言われて、

お庭見学に行くことに。

長くなったので、

続きは次回!

 

Musée Hébert – La Tronche

http://www.musee-hebert.fr/

 

ではまた!

Salut !!

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ABOUTこの記事をかいた人

フランスのアルプス(ローヌ・アルプ)地方在住のママライター・翻訳者。 「パリもイイけど、フランスの地方はもっとイイ」ということを発信すべく、フランス人旦那と3人の息子(5歳/3歳/0歳))とのフランスのアルプスでの日常をブログで綴ってます。